隠国の里 初瀬路
2007年 06月 17日
梅雨に入ったというのに、爽やかな天気だ。この晴れの間を利用して初瀬路を歩く。
鶴橋から近鉄大阪線で、長谷寺のひとつ手前の大和朝倉で降り、初瀬路(はせじ)を長谷寺へ向かう。平安時代には清少納言などもお籠もりのために通った路だと思うが、今は車がびゅんびゅん通ってそんな面影は無い。それでも幹線から離れて裏道へ行くと、昔ながらの家並みを見る事が出来ほっとする。
狭い谷状の地形のため上方まで田畑が耕されている。左手の地道に入り棚田を見に行く。曲がりくねった坂を登ると案内書に掲載されているのと同じ棚田の風景が広がる。案内板があり見ると、万葉集の巻頭を飾る雄略天皇の「籠もよ み籠持ち ふく串もよ みふく串持ち この丘に 菜採ます児 家聞かな 名告らされ・・・・・・・・・・・・・・・」歌の伝承地であるという。棚田をスケッチしていると、何か動くもの感じがした。足元を見ると蛇が路を横切っている。こちらもびっくりしたが、蛇も驚いてあわてて草むらへ逃げ込んだ。
長谷寺はボタンの季節が終わったためか、参詣者も少なく回廊もゆったり、アジサイの花が緑に映えていた。隠国(こもりく)の里といわれる初瀬は、冬の方が趣があるのだろう。冬に又来たいものだ。
鶴橋から近鉄大阪線で、長谷寺のひとつ手前の大和朝倉で降り、初瀬路(はせじ)を長谷寺へ向かう。平安時代には清少納言などもお籠もりのために通った路だと思うが、今は車がびゅんびゅん通ってそんな面影は無い。それでも幹線から離れて裏道へ行くと、昔ながらの家並みを見る事が出来ほっとする。
狭い谷状の地形のため上方まで田畑が耕されている。左手の地道に入り棚田を見に行く。曲がりくねった坂を登ると案内書に掲載されているのと同じ棚田の風景が広がる。案内板があり見ると、万葉集の巻頭を飾る雄略天皇の「籠もよ み籠持ち ふく串もよ みふく串持ち この丘に 菜採ます児 家聞かな 名告らされ・・・・・・・・・・・・・・・」歌の伝承地であるという。棚田をスケッチしていると、何か動くもの感じがした。足元を見ると蛇が路を横切っている。こちらもびっくりしたが、蛇も驚いてあわてて草むらへ逃げ込んだ。
長谷寺はボタンの季節が終わったためか、参詣者も少なく回廊もゆったり、アジサイの花が緑に映えていた。隠国(こもりく)の里といわれる初瀬は、冬の方が趣があるのだろう。冬に又来たいものだ。
by forest-hill
| 2007-06-17 23:41
| 山野遊歩