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山歩き、水彩画、デジカメなど自然とのふれあいのページです。


by forest-hill
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「三国荘」といってもアパートや、文化住宅と間違われそうだが、民芸運動の柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司などの文化人が集まったサロンがあった場所だ。大山崎美術館でもその名前が出てくる。昭和の初期に朝日麦酒の初代社長であった山本為三郎が建てた三国の屋敷内にあったとされる事は分かっている。「京都近代美術館」で開催されている「アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」でその内部が再現されているらしいが、その場所がハッキリしない。三国の商店街も変ってしまい、昔の姿を知っている人が少なくなってしまった。 三国地域の地図を見てもそれらしい建物は無い。今までも調べてみたが大方あの辺りらしいという事以上のことは分からない。諦めていたら、、「アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」の記事を読むと、98年にその場所が確認されていて”今は民家として使用されている”という。地元であるのでなんととしても場所を確認したいものだが、現在住んでいる人はそっとして欲しいようだ。難しいものだ。
# by forest-hill | 2008-10-15 09:08 | なにげない事

近代建築巡り

市内の近代建築のスケッチの出かける。次々と新しい高層ビルが誕生しているが、明治から大正期に建てられた、レンガや石造りの建物は、何か温もりを感じさせてくれる。保存するには大変だろうと思うが、遺して欲しいものだ。この日は、中ノ島から船場までを歩く。

市役所前の階段に腰を掛けて、日銀ビルを描く。
近代建築巡り_b0057885_23515727.jpg


市役所の裏側に回り、中ノ島図書館を描く。
近代建築巡り_b0057885_23532535.jpg


土佐堀川を渡り、高麗橋にあるレンガ造りの、シェ・ワダ高麗橋本店を描く。
近代建築巡り_b0057885_23595485.jpg



休日は人もまばらで、スケッチするには良い。シェ・ワダ高麗橋本店の横に、日本キリスト教団の教会がある。次回はこれを描きたいものだ。
# by forest-hill | 2008-10-14 00:08 | スケッチ

ベンガラの里「吹屋」

「鉄道記念日きっぷ」で、吹屋へ行く。青春18キップの秋版といった形で、少し高いが、JR西日本版だと、3,000円だが一枚単位で購入できるので便利だ。
古い町並みを訪ね歩いた紀行文で、「備中高梁から、はたしてこんな奥に集落があるのだろうか、と不安になるほど車を走らせた先に、突然、赤い瓦屋根が連なる集落があった」との記事を読み、興味を持った。
時刻表を調べると、大阪駅6:00の快速に乗車すれば、備中高梁からバスに乗り継ぎ11:50に吹屋に着く。帰りの最終は15:42発の高梁行きのバスがある。これに乗れば、20:30には大阪へ着く。、見学する時間は3時間半ほどだが。吹屋の町並みを歩き回るには充分だろうとこの計画で行くことにする。
10/11 大阪を6:00発の快速に乗り、姫路まで行く。ところが姫路から岡山行きへの列車が運転見合わせだ。この先の、人身事故で運転再開までどれだけの時間がかかるか分からない。この列車に乗れないと「高梁発の吹屋行き」のバスに間に合わない。
大幅に遅れるのであれば、赤穂線周りで岡山へ行き、行き先を「鬼ノ城」に変更しようとしていたら、20分遅れで列車が発車するとのこと、しかもトラブルでダイヤが乱れたため岡山行きが高梁行きに変更になっている。何が幸いするか分からないものだ。いつもは満員で岡山まで立ちっぱなしが多いのに、今回はゆっくり座れる。
高梁で下車、備中高梁城へ行く観光客は多いが、吹屋ゆきのバスは、乗客は数人しかいない。途中、石垣をめぐらした大きな家がやたらに多い。約1時間高度500mまで山道を登る。「吹屋ふるさと村」の看板があるところで降りる。バスの運転手にベンガラ製造で巨万の富を築いたお城のような屋敷「広兼邸」への道を尋ねると、とても遠くで歩いていたら3時間はかかるから無理だという。高梁の観光案内所で聞いたときには、約1時間で往復できるとの説明だったが大変な違いだ。しかし観光案内所で貰った案内地図を見ると、約3km、吹屋の町並みへは500mだ。往復で2時間もあれば行けそうなので、町並みを先に見学てから、広兼邸へ行くことにする。
ベンガラの里「吹屋」_b0057885_22483549.jpg
吹屋は緩い坂の両側に赤い屋根瓦の町並みが続く。格子や壁なども赤いベンガラに塗られていたのだろうが、大半の家は色あせて塗った当時の鮮やかさは無い。銅山が盛んな頃の写真を見ると、運搬用の荷馬車が道にあふれている。それに比較して、現在の静けさはなんだろうと思う。観光客も少ない。
小高い所に、現在も使用されている日本最古の小学校がある。鉱山が全盛期に立てられたのであろうも見事な建物だ。
ベンガラの里「吹屋」_b0057885_22571821.jpg

町並みを見た後は、少し離れた場所にある「広兼邸」へ行くことにする。小型車なら通るくらいの道を歩くが車や人に出会う事は無い。殆どの観光客が車で私達のように歩いているものはいない。峠を越え、山道を50分ほど辿ると、突然木々の向こうに、高い石垣が現れ巨大な屋敷がその上にある。映画「八つ墓村」などにも使用されたが、その巨大さにはびっくりする。
ベンガラの里「吹屋」_b0057885_23182242.jpg


現在は、寄贈されて観光用に公開されているが、いくら鉱山の経営やベンガラ製造で財産をなしたとしても、よくもこんな山奥に部屋数が56もある、巨大な屋敷を立てたものだと感心した。
往復の所要時間は、見学時間を入れて約2時間だった。
やはり高度が500mあるからだろう、3時頃を過ぎると急に冷え込んでくる。吹く風は冷たく、木々が色づき、吹屋は秋の佇まいだった。
# by forest-hill | 2008-10-12 21:33 | 青春18きっぷ

鞆の町並み

「夏の青春18きっぷ」を利用して鞆の町を歩いた。
この夏は猛暑と、週末に天候不順や、私用のため「青春18きっぷ」を利用しての町歩きが出来なかった。7日の朝、5時半に目が覚めたので、急遽、鞆へ行くことにする。前もって時刻表を調べると、6時27分の快速を利用すると、福山に10時半着だ。
姫路、岡山で乗り換えるが、一人旅なので席も確保できる。
福山で下車。鞆行きのバス停を捜すが、駅前が工事中で分かりにくい。(駅前を工事中に福山城の遺跡が見つかり工事を中断、そのためにバス停が少し離れた所へ移動していた)やっと探し当て、バスに乗車、30分(510円)で鯛網で有名な鞆の浦で降りる。
釣りを楽しむ人で防波堤は鈴なりだ。親子連れの姿も多くみられる。
いつものようにバス停前の観光案内所で入手した地図を片手に歩く。10分ほど歩くと鞆港だ。
漁船がひしめき合って停泊している向こうに、シンボルの常夜灯と白壁の町並みが広がっていた。
細い路の両側に、瓦屋根どっしりした構えの家が連なっている。鞆は瀬戸内海の中間に位置し、ここで潮が入れ替わった。潮の流れを利用した航海が盛んだった頃には、満ち潮を利用して鞆へ。引き潮を利用して鞆から次の停泊地へ向かったという。その後、機関を利用した船の出現でその優位さが無くなりその地位を他に譲ったが、高台から眺めると往時の繁栄の様子が、大きな屋根の連なりや、大きな神社や寺が多さから実感できた。

スケッチポイントとしても名高く、この日も福山の絵画教室が開催されていた。その横で1枚描く、雨が降り出したため、着色は家で行う。

鞆の町並み_b0057885_20395763.jpg

# by forest-hill | 2008-09-10 22:07 | 青春18きっぷ

きょうから9月

きょうから9月。この1週間ほど涼しかったせいか蒸し暑さが堪える。
異常な夏だったが、尾瀬は晴れ、白馬は雨、1勝1敗の結果に、良しとするか!!
# by forest-hill | 2008-09-01 23:35 | 日々雑感